健康な肌とは、「潤いがあって、触ると弾力を感じ、血色の良い状態」をいいます。お肌の中の潤いが不足すると、肌の表面は乾燥し、ハリや弾力は失われてしまいます。
では、肌の乾燥はなぜ起こるのでしょうか?乾燥肌の原因には、おもに「先天的な原因」と「後天的な原因」の2つがあります。先天的な原因は「遺伝」などといった、もともと持っている肌質によるものですが、ほとんどの女性は後天的な原因によって乾燥肌になっています。後天的な原因とは、「ライフスタイルから来る影響」と「年齢による肌質の変化」が挙げられます。
日常生活には、肌を傷める様々な原因がひそんでいますが、その中でも影響が大きいのが「ストレス」と「睡眠不足」です。
まずは、精神的な「ストレス」によって起こる体の現象とお肌への影響について考えてみましょう。ストレスを発散できずにためたままでいると・・・・
ストレスの感じ方は人それぞれですが、それがたとえ無意識なものであっても、誰もが日常生活の中で少なからずストレスを感じながら生活しています。心の疲れやストレスを感じた時は、まずは体をゆっくり休めることが大切です。
ストレッチをしたり、運動をしたり、ゆっくりとぬるめのお湯につかって半身浴をしたり、たっぷりと長めの睡眠を取ったり・・・、自分がリラックスできる方法で上手にストレスを発散させることが必要です。
次に、「睡眠不足」についてですが、夜更かしをしたり、生活が不規則で睡眠が足りなくなったりすると、とたんに肌が荒れだした・・・という経験は、どんな人でもお持ちなのではないでしょうか?
なぜ睡眠が不足すると、肌が荒れてしまうのでしょう?これは、睡眠不足によって「肌の再生が遅くなってしまう」ことが原因です。肌は、新しい細胞が作られ、やがて皮膚表面の角質となり、剥がれ落ちて新しい細胞と交代するという「ターンオーバー」を常に繰り返しています。つまり、皮膚の上では毎日のように新しい細胞が生まれ、古い細胞が剥がれおちて交代しているのです。この毎日の繰り返しによって、肌は新しくみずみずしく保たれています。
この「肌のターンオーバー」が行われるのは、夜寝ている時。特に「夜10時から2時」の間は、肌を再生する成長ホルモンが最も活発に分泌される時間帯です。この時間に睡眠をとらないことは、肌の再生を妨げ、ターンオーバーを遅らせてしまうのです。
ターンオーバーが遅れると、肌の乾燥、くすみ、シワ、シミ、クマ、たるみなど、様々な肌トラブルを引き起こして、老化も早めてしまいます。
年をとると、今までより肌が乾燥しやすくなるというのは、本当でしょうか?答えは、YESです。年齢を重ねるに従って、肌は確実に保湿不足の状態になります。
その秘密は男性ホルモンの値にあるのです。男性ホルモンは、皮脂を分泌する役割を持っています。女性は25歳、男性は50歳を過ぎると、体内の男性ホルモンのレベルが低下し、皮脂の分泌が減りはじめます。年を重ねるにつれ、肌の発汗や角質細胞の脂質が減少していくため、これらが原因で肌は乾燥しやすくなっていくのです。60代に入ると、さらに肌の乾燥は深刻となり、老人性の乾燥肌となってしまうケースもあります。